「自分の実績を活かしたい」
これが私の抱いた率直な思いでした。
いくら資格を取り、勉強会に参加し、論文を掲載しても自分のキャリアに意味はあるのだろうか。
その疑問が心に湧いたとき、私は足が止まりそうになりました。
自費で渡米し、研究発表を行い賞を貰ってもこの行いは患者さんに還元できるのだろうか。
人生の膨大な時間を費やした医師としての自分の時間を何とか未来に役立てたい。
そんな思いからこの企画はスタートしています。
私のキャリアの中で、私が感じたことをこれからの後輩も感じるのだろうか。
何かのアイデアで同じ悩みを持つ医師を助けられれば、より良い医師の環境づくりに役立てるのではないかと考えました。
医師の私が感じた葛藤や、悩み。それらを解消できるプランを目指しています。
植原 拓也
■経歴
2016年:近畿大学医学部 卒業
2016年:耳原総合病院 初期研修医
2018年:近畿大学医学部 放射線腫瘍学部門 専攻医
2021年:近畿大学医学部 放射線腫瘍学部門 助教
2022年:学位取得 博士(医学)
2023年:大和高田市立病院 放射線治療科 副医長
2024年:近畿大学医学部 放射線腫瘍学部門 医学部講師
■受賞歴
2018年:第18回アジアオセアニアン医学物理学会 Best oral presentation award
2022年:近畿大学医学会賞(Serum lactate dehydrogenase is a predictive biomarker in
patients with oropharyngeal cancer undergoing radiotherapy: A retrospective study on
predictive factors)
■専門資格
放射線治療専門医 がん治療認定医 マンモグラフィ読影認定医 肺がんCT検診認定医